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米国株が今年最大の上げ幅、円安も支援し、平均株価は一時484円高=東京株式市場・19日寄り付き

 19日の東京株式市場では、全面高商状。平均株価は一時1万6286円55銭(前日比484円75銭高)まで上げ幅を広げた。18日の米国株式の今年最大の上げ幅を好感し、買いが優勢。FRB(米連邦準備制度事会)が利下げを決定、米景気減速を未然に防ぐ積極策を打ち出したことで買い安心感が広がっている。NY外国為替市場で一時1ドル=116円39銭と円安・ドル高に進んだほか、NY原油先物相場が5営業日連続で最高値を更し、NY先物相場が約28年ぶりの高値を付けるなど国際商市況の上昇も支援要因となっている。

 今朝の外国証券経由の売買注動向では、1270万株の大幅売り越しとなった。売り越しは7営業日連続。18日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均は前日比335.97ドル高の1万3739.39ドル、ナスダック総合指数は同70ポイント高の2651.66ポイントと両指数ともに急反発に今年最大の上げ幅となり、7下旬以来の高値で引けた。FRBがFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策利であるFF(フェデラル・ファンド)利の誘導目標を0.5%引き下げ、同時に公定歩合も0.5%引き下げを決定、サプライズとなり、市場心が一気に好転した。リーマン・ブラザーズの6〜8期決算で1株利益が市場予想を上回ったほか、8の生産者物価指数が市場予想を大きく下回ったことも支援材料となった。シカゴ平均株価先物清算値は大証終値に比べ520円高の1万6300円だった。NY原油先物相場は、週間原油・ガソリン在庫の減少観測や、米利下げに伴う景気減速懸念の後退から、買い先行に続伸し、前日比0.94ドル高の1バレル=81.51ドルで取引を終了した。一時は81.90ドルまで上昇し、5営業日連続の最高値を付けた。東京外国為替市場では、1ドル=115円台後半(前日終値は114円95銭)で取引されている。

 NY原油先物相場の5営業日連続の最高値更を受け、石油資源、国際帝石などの資源開発株や、出光興産、日石、昭シェル、日鉱HD、AOCHDなどの石油株が上伸。アブダビ政府系機関が20%出資するコスモ石はカイ気配スタート。外非鉄属市況高を映し、住友鉱、三菱マ、住友チタ、邦チタなどの非鉄属株にも買いが先行している。円安基調を受け、トヨタ、ホンダ、日産自、スズキなどの自動株も堅調。米ハイテク株高を受け、ソニー、TDK、キヤノン、松産、シャープ、東エレク、アドバンテスや、大証主力のロームなど値がさハイテク株も軒並み高い。米融セクター買いの流れを受け、三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそなHDなど大手銀行株も買い優勢。個別では、アーネスト、GMO、ベンチャー、KNTなどが値上がり上位に浮上している。

 半面、個別で民事再生法適用申請、1015日付で上場廃止のクレディア(整ポスト)がきのうのストップ安比例配分に続き、ウリ気配スタート。はるやま、グッドウィル、三洋信販、ユニペットなども安い。

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